クリニックブログ

2017.08.26

採血前の何を気をつければいいの?

 

採血の検査値は食事によって影響される項目があります。

食事の影響を受ける項目を検査する際は、採血は空腹の状態で採取するのが理想です。

採血前に食事をすることによって影響される項目に、血糖や中性脂肪が挙げられます。

食事摂取してから、中性脂肪が空腹時と同じくらいに戻るには10時間以上かかります。また、血糖値については、空腹時の正常値は70~109mg/dlであるのに対して、食後2時間の正常値は140mg/dl未満であり、判定基準が違っています。通常の血液検査では、空腹時血糖と中性脂肪を測定する場合が多く、一般的には、採血前10-12時間は絶食することが推奨されます。

また、蛋白質をたくさん摂取した場合、尿素窒素が上がりますやすく、ただ腎機能が正常のヒトでは、その影響は3~5mg/dl程度だと言われています。また、アンモニアの値は食後1~4時間で約2倍に、他に胆汁酸の値も食事の影響を受けて上昇します。

 

一方で、直前の食事の影響で上がりそうで上がらない項目もあります。悪玉コレステロールであるLDLの数値や、糖尿病の指標となるHbA1cなどがそれに当たります。これらは長期的な普段の食生活の影響を示しますが、直前の食事内容が影響することは少ない。

 

採血の日に何も食べないで病院に来ていただくと、脱水でフラフラになってしまうような人もいます。特に夏場は要注意です。採血の日であっても、絶食して脱水で倒れないように、血糖値などに影響がほとんどない水はしっかり飲んできていただくといいと思います。

 

降圧剤を内服されている方で、朝の食事はしていなくても、いつも通り内服が必要です。また、血糖降下薬は絶食時は内服しないように注意してください。

 

不明な点がありましたら、お気軽にご相談ください。

品川胃腸肛門内視鏡クリニック 看護師O

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